とにかくデカいバックパックが欲しい!
久しぶりにまとまった休暇が取れることになり、連れと2人で急遽2泊3日の旅行に行くことにしました。
男1人の旅行なら2泊3日だろうが3泊4日だろうが荷物の量にはたいした差がないのですが、女性はそうはいきません。
「あれもこれも」と準備していると、いつの間にかかなりの量の荷物になってしまいます。
できるだけ荷物を減らすようにしても、結果やっぱり全部必要とのことで、だったら全部まとめて持っていけるデカいバッグを探せば良いという結論になりました。
そこでAmazon、楽天市場といろいろとバッグを探してみました。
探すバッグの種類ですが、手に持つタイプのバッグの場合いざという時に手が使えないので、いつでも両手を使える背中に背負うタイプのバッグに決定。
荷物をたくさん入れられる登山で使うようなバックパックが一番良いと判断したのですが、どのくらいの容量のものがあるのか?全くわかりませんでした。
いろいろとバックパックを見ていると、容量別に30L、50L、80Lなど様々な容量のバックパックがあることがわかりました。
しかし、実際に手にとって容量を確かめるすべがなかったので、近所のスポーツ店などに行き大きさを確認することにしました。
ところが実際に店の中で探してみると、たくさんのデザインのバックパックがあるのですが、50Lまでしかありません。
個人的には80Lの大きさを確認したかったのですが、50Lと30Lをくっつけたくらいかな?と推測することしかできませんでした。
3店舗くらいまわりましたがやはり80Lの大きさのものはなく、これ以上探すのも面倒になってきたので、Amazon、楽天市場で探すことにしました。
選ぶ時に注目したのは値段とクチコミです。
中でもクチコミは参考になりますね。
「かなり大きいものも入るが、持ち上げたらショルダーベルトの付け根から取れてしまった」とか
「持ち上げた時はズシッと感じたが背負ってみると重さをあまり感じない」とか。
値段は1万円を予算額にして選びました。
もっと金額の高いバックパックもあるのですが、そこまで荷物を運ぶだけの為にお金をかけたくなかったのが正直な気持ちです。
80Lのバックパックに実際にどのくらい入るのか?
上記のような条件で探してみた結果、下記のバックパックにしました。
★HAWK GEAR ホークギア バックパック 80L
ご近所のショップ等では発見できない大きさだったので、どのくらいの箱で配送されるのか気になりながら商品ページ到着を待ちました。
クチコミでかなり大きなダンボール箱で届いたとのコメントを見たので、少しビクビクしながら到着を待ってたのですが、私の場合はそんなに大きなダンボール箱ではなく、だいたい予想通りの大きさで到着しました。
これまたクチコミのコメントですが、封を開けて持ってみたところ「ズシッ」という感覚があったそうなので、ちょっと心配だったのですが、
実際に封を開けて持ってみると、そこまででもないかな?という感じでした。
でも、バッグは中身が入っていない状態にも関わらず、相当な大きさでした。
さっそくどのくらいの荷物が入るのか試してみたところ、大人2名の2泊3日分の荷物は余裕で入りました。
余裕で入り、さらにまだ上部に空間が出来たのでもう少し入りそうです。
ちなみに荷物の大まかな内訳は
下着類(上下4セット)2名分
薄めの上着3着 2名分
予備フェイスタオル、バスタオル計4つ。
その他、細々したもの
です。
背負う時は注意!
これらをすべてバッグに入れて持ってみると、かなりズシッとします。
ちなみに女性では持ち上げられませんでした。
そのくらいの重さなので男性でも「よいしょ!」という感じです。
背負う時は何か台の上に置いて、片方ずつ手を通して肩に乗せて背負うのが一番楽かと思います。
しかし、そのような台がなければ地面に置いてあるバックパックを「せーの!」で頑張って持ち上げるしかないですね。
地面に置いてあるバックパックを持ち上げて背中まで持っていく動作の中に、バックパックを前から後ろへ振り回す動作がありますが、その時は周りに誰もいないことを確認して振り回してください。
重さもあるし大きさもあるので、もし誰かにぶつかったら大変です。
ぜひぜひご注意ください。
振り向く時は注意!
無事にバックパックを背負うことができても、油断は禁物です。
重さもあり大きさもあるのですが、背負ってしまうと案外ラクに移動できます。
だからといって不用意に振り向いたりすると、バックパックがぶつかります。
自分が思っている以上に大きさがありますので、振り向いたりする時はご注意ください。
イメージ的には、クルマの後輪がなにかに巻き込まれないように気をつけて運転する時に似ています。
そのくらい後ろにあるバックパックの大きさには注意してください。
私はこれで壁に荷物がぶつかったり、隣に人に当ててしまったりしてしまいました。
ぜひぜひご注意ください。
電車に乗る時は注意!
このバックパックを使って山や海に荷物を運んでしまえば、周りは広い空間なので問題ないのですが、自宅からクルマではなく電車や飛行機など公共の乗り物で移動する時は注意が必要です。
とにかくバックパックがデカイので、はっきり言って移動中はジャマです。
自分でもジャマだと感じますが、他人から見たらもっとジャマに感じるはずです。
電車で乗り継ぎなどしなければならない場合、その都度、荷物を下ろしたり背負ったりを繰り返しますが、ぜひそうしてください。
その都度タイヘンですが、諦めるしかありません。
一度だけ、乗り継ぎで5分だけだからまあいいかと、背負ったまま電車に乗ってみました。
運良く乗客も少なくガラガラだったので、試しに背負ったまま座席に座ってみました。
しかし座ろうとしたら、バックパックがデカすぎて座席までお尻が届かず、斜めに座ることしかできませんでした。
電車が混んでいなければまだ良いかもしれませんが、通常は必ず背中からバックパックを下ろして乗ってください。
重くてタイヘンですが筋トレだと思って頑張ってください!
移動はとても楽!
と、かなり苦労して背負うのですが、一度背負ってしまうととてもラクに移動できます。
背中側についているクッション材や肩のベルトやその付け根もしっかりしているので、特に痛いところもなく、ラクに歩行できます。
もちろん、ベルトの長さなどは個々人に合わせて調整が必要ですが、合わせてしまえばあとはラクです。
手で持つとかなりの重さを感じますが、背負ってしまうとそんなに重さは感じません。
うまく背中全体に重さを分散させているからそう感じるのだはないかと思います。
前進、後進の歩く動作はラクに感じますが、振り向くような横回転の動作は、重さを感じます。
重さというよりは回転した時の遠心力で自分がヨロけることがあるといったほうがいいでしょう。
横回転の動作は気をつけてください。
それ以外はラクでした。
階段も普通に上り降りができました。
階段を駆け上がったり、駆け下りたりはしていないので、この動作の時はわかりません。
女性にはキツいかも…
以上をトータルで考えると、男性用のバックパックと言えるかも。
女性にはちょっとヘビーかもしれません。
もちろん、体育会系の鍛えている女子なら大丈夫かもしれませんが、普通のOLさんに突然これを背負えというのはちょっとタイヘンだと思います。
小柄な女性はもっと無理だと思います。
バックパックに振り回される旅行になると思われますので、80Lのバックパックはやめたほうが良いです。
使わない時の収納場所
使わない時の収納場所ですが、中身が入っていなければかなりペチャンコになりますので、ちょっとした隙間に入れておけます。
私はちょうど壁についているフックが空いていたのでそこに掛けています。
以上、HAWK GEAR(ホークギア) バックパック 80Lの感想でした。
今後、バックパックの選定に悩んでいる人の参考になれば幸いです。